部屋の掃除が一番はかどるときはどんな時かって言われたら「テスト前日」だと答える人が多いだろう。
部屋の掃除ってやろうと思ってもなかなかできないものなんですよね。あまりにも片付かない部屋になれることによってどうせ片付けても2日以内に元(の汚い部屋)に戻るんだから片付けるだけ時間の無駄とか思っちゃうんですよね。
でもあらふしぎ。テスト前日になるとなぜか部屋が片付く!
ここで無意識のうちに思ってしまうことは「取り組みたくないから、ほかにやることを作り出している」ということ。
時間が欲しいときにこそあえて時間がなくなるような行動をしてしまうのは興味深いですね。
これはセルフ・ハンディキャッピング(自分にハンデを課したとえ失敗した時でも他のせいであると言い訳ができるようにして自尊心を守る)と言われる。
最初はこれじゃないように思えたんだけど、セルフ・ハンディキャッピングは意識的ではなく無意識で働くこともあると聞いて納得。
無意識下ではかなりやっているのかもしれません。無意識下では気をつけていても避けられないのでどうするかは別に考える必要がありそうですね。
たしかに一番大事なテスト勉強を差し置いて部屋の掃除をすることはナンセンスのように考えられるけどよく考えてみれば今までできなかった(やろうとしなかった)部屋の掃除ができたんだよね。
このようにより大変な課題があると小さな課題が終わっていくところがポイント。
一つのことを先延ばしにすることで他の些末なタスクが終わっていく。
小さなタスクが終われば終わるほどモチベーションが雪だるま式に増加していくのだから最終的に大変な課題も終わるようになる
結局は大きなタスクを成し遂げるには小さなタスクを終わらせることが近道かもしれませんね。もちろん逆に大きなタスクのみを片付けていくやり方もあるので、数あるうちの一つと思っていただければと思います。
それではこのへんでドラドラ~